苫小牧モデル
寒さ対策万全!
苫小牧の冬はTシャツで過ごせます!
苫小牧は北海道の南西部に位置し、樽前山麓やウトナイ湖に湿原など、恵まれた大自然が魅力です。私もゆっくりと苫小牧を旅したいと思っていた矢先、苫小牧モデルの取材が入ってきたわけです。日頃の行いでしょうかね。さてさて、北海道といえば、夏涼しく冬は寒〜い印象ですが、苫小牧は北海道の中では積雪量が少なく、最低気温も氷点下10℃以下になることはまれだそうです。といってもやはり寒いわけで、住宅には寒さ対策は必須なワケです。築年数の進んだ古い住宅に住むと痛感するのは、断熱問題。夏は暑く、とにかく冬が寒い…これではいかんわけですぞ。
今回私が訪れたのは70年代不動産「苫小牧モデル」。外壁は塗り壁で仕上げられたフラットハウスではありませんか!「金沢山科モデル」ですっかりお気に入りとなったフラットハウスですが、寒さ対策は大丈夫なんでしょうか?デザインがよくても寒さ対策ができていなければ厳しい冬は乗り越えられませんからね。ご安心を「苫小牧モデル」に採用された工法は、EPSボードを用いた外断熱工法によるもので、EPSボードが空気の層を作り熱を屋内にまで伝えにくくしています。
また、屋内にはペレットストーブを備え付けているので、エアコンやファンヒーターなどとは比べものにならない暖かさが自慢です。さらに古い内障子を活かした3重サッシとくれば、もう防寒対策は完璧!パーフェクトでございます。100点満点中120点!
それではお家の中を拝見させていただきます。
北海道の中では比較的過ごしやすいと言われる苫小牧の冬。と言っても冬はやっぱり寒い。寒さ対策が欠かせません。BEFOREでは防寒対策が弱点でした。また、こまかく区切られた部屋たち。これぞ70年代の住宅といった間取りといえるもの。これも現代的にワンルーム大空間に仕上げたい。
開放的なワンルーム空間が広がるLDK
リビングに入るとワンルームの開放的な大空間が広がります。面積以上に広さを感じるのは天井高にあり。以前あった天井を取り外したから、そりゃ開放的なわけですね。また、開口部が大きなガラス戸が、明るい日差しを室内に取り込んでくれます。リビングで目を引く存在がペレットストーブ。機能性はもちろん、デザイン性が高く、お部屋のシンボル的存在に。寒さの厳しい地域にはおすすめのストーブです。
そして、驚くことに1階建てのフラットハウスでありながら、子供部屋には、二段ベッド&二段学習机!そんなの聞いたことないないですよね〜。
もともと和室だったとは到底思えない寝室
もともと和室だったこの部屋はこんなにエレガントに変身しました。古い内障子を活かした3重サッシは断熱防寒効果大!また爽やかな淡いブルーの有孔ボードを活用したディスプレイはまるでSHOPのようです。本当に信じられない変わりようです。
明るくワクワク毎日楽しい子供部屋
押し入れが二段ベッド、そして、なんと二段学習机!?へと変身しました。ワイワイ楽しく遊ぶ子供たちの姿が思い浮かびますね。
キッチン
リビングに面したキッチンは、明るい日差しが降り注ぎます。真っ白なタイル貼りで清潔感があって◎。
子供部屋の黒板
子供部屋の壁の一面は黒板仕上げにしました。子供が大好きな落書きもここに描けば怒られないので、のびのび自由に。お絵描きに夢中です!
オリジナルの洗面
既存の洗面ボウルを利用したシンプルな洗面ルーム。
ストーブ
外壁に採用したEPSボードを用いた外断熱工法。EPSボードが空気の層を作り熱を屋内にまで伝えにくくしています。ストーブの熱も逃しません。
苫小牧モデル
所在地 | 北海道苫小牧市ときわ町 |
構 造 | 木造平屋 |
施工延床面積 | 62.60㎡ (18.93坪) |
施 工 | 70年代不動産 苫小牧 |