エイジングについて考える


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ドイツ フォルクスワーゲン社が1938年のに世に送り出した四輪自動車「Type 1 – Beetle(ビートル) 」。その愛らしいルックスと優れたパッケージから、生産開始から2003年までの半世紀以上に及び、2,000万台以上も生産された言わずと知れた世界の大衆車。
この70年代不動産のホームページをご覧頂いている方に、こんな愛らしい車を嫌いな人は恐らくいないはず。エンジン、足回り、燃費性能や利便性は、もちろん現在の車には遠く及びません。それでも現在の車たちには、こんなに「FUN!」で「HAPPY!」にさせてくれる車ってないでしょう。刻んだ時が味わい深さを増すのでしょう。

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カーラジオ

カーラジオなんて言葉、最近めっきり聞かなくなりましたよね。カーナビやiPhone、iPod。CDですら古風になりつつありますもんね。それにしていい味出してますね。チューニングは、丸いダイヤルを回してバーを周波数に合わす。なんとも味わい深くていいですね。このボタンを押したぞ!っていう節度感もすきだなぁ。「ガチャッ」「ガチャッ」って感じ。

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車内

広くなく、こじんまりとしています。鉄板むき出しだったり、ファブリックがめくれてたり、レザーが痛んでいたり。そんなところも味わい深く愛らしい。70年代や80年代の中古住宅も同じことが言えるかも知れませんね。こじんまりとしたサイズ感や間取り。でも味わい深さがいっぱい詰まっている。車も住宅も同じですね!

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美しいお尻

顔だけじゃありませんぞ。この美しいヒップラインをご覧あれ。今の車にはないシルエット。そう昔は、個性豊かな車が多かったのです。雑貨や家具、住宅も個性豊かなお家がたくさん存在していました。そう考えると現在の新築住宅は、効率的で真面目すぎて、少々ユーモアに欠けているかも知れませんね。

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エイジングについて考える

女子には、エイジングは敵!アンチエイジングを追い求めていますよね。それは、永遠の美なんて存在したら、誰もが手に入れたいって思いますよね。だけども、現実そんな夢の話なんて存在しません。それよりもいかに美しく年を重ねるか。そんな考え方が大事なのかも知れません。このビートルも、錆び付いてしまったところもあります。(特にドア窓のあたりが錆やすい…)でも嫌悪感など微塵も感じさせません。むしろ時が刻んでくれた味わい深い美に思えます。
エイジングは、アンチエイジングにも勝る本当の美しさかも知れません。車も住宅も新しい物には真似できない美しさを持ち合わせています。

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