夏休みになるとおばあちゃんちを思い出す。

 

いとこたちと遊ぶのが楽しみだった。

 

 

階段を走って上ったり下りたり、うるさくて叱られる。

傷だらけの階段。

足にしっくりきて、懐かしい感触。

 

 

 

 

 

 

最新のキッチンではないけれど、使いやすいよう工夫がされた台所。

 

夕飯のお手伝いをする。

切り方を色々教えてもらった。

 

“グレープフルーツは縦ではなく横から切ると、スプーンで穿れる。”

当時の私は、それがすごく楽しくて、たくさんみんなにグレープフルーツを食べさせた記憶がある。

 

思い出の詰まった台所。

 

『７０年代』の家に入ると、自然にいろんな記憶が蘇ってくる。

 

 

だから、落ち着く。

だから、惹かれる。

 

そこに少し自分の“色”を足していく。

 

またそこが子供たちや孫たちの懐かしい、落ち着く場所になっていく。

 

 

 

 

70年代不動産　本部
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